Ellis Peters


エリス・ピーターズ

last updated: November 14, 2017

Biography +++

【生没】 1913.9.28 - 1995.10.14 (丑年生まれ、享年82歳)
【本名】 Edith Mary Pargeter。エリス・ピーターズはペンネーム。
【仕事】 25歳のとき、海軍婦人部隊に参加し、1944年大英勲章を受賞。20冊以上の歴史小説を本名で刊行。1959年以降はエリス・ピーターズの名で作品を発表。カドフェル・シリーズは20カ国以上で翻訳され、TVドラマ化された。チェコ語の翻訳家としても有名。
【功績】 1993年CWAダイヤモンド・ダガー賞受賞。1994年OBE受賞。1999年には、CWAに最優秀歴史ミステリ賞であるエリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞が新設された。

 

Bibliography +++

#1Hortensius, Friend of Nero (1936)
Iron-Bound (1936)
Day Star (1937)
Peter Benedictの名で出版。
Murder in the Dispensary (1938)
Jolyon Carrの名で出版。
The City Lies Foursquare (1939)
Freedom For Two (1939)
Jolyon Carrの名で出版。
Masters of the Parachute Mail (1940)
Jolyon Carrの名で出版。
Death Comes by Post (1940)
Jolyon Carrの名で出版。
The Victim Needs a Nurse (1940)
John Redfernの名で出版。
Ordinary People (1942)
She Goes to War (1942)
The Eighth Champion of Christendom (1945)
Reluctant Odyssey (1946)
Warfare Accomplished (1947)
The Fair Young Phoenix (1948)
By Firelight (1948)
Fallen into the Pit (1951)
フェルス一家シリーズ1。
『カマフォード村の愛惜』 土屋元子(訳) <海外ミステリGem Collection・2010>
Lost Children (1951)
Holiday with Violence (1952)
This Rough Magic (1953)
Most Loving Mere Folly (1953)
The Soldier at the Door (1954)
A Means of Grace (1956)
Death Mask (1959)
The Will and the Deed (1960)
『雪と毒杯』 猪俣美江子(訳) <創元推理文庫・2017>
The Heaven Tree (1960)
The Heaven Tree三部作第一部。
Death and the Joyful Woman (1961)
フェルス一家シリーズ2。
『死と陽気な女』 高橋豊(訳) <ハヤカワポケットミステリ・1964>
The Green Branch (1962)
The Heaven Tree三部作第二部。
Funeral of Figaro (1962)
The Scarlet Seed (1963)
The Heaven Tree三部作第三部。
Flight of a Witch (1964)
フェルス一家シリーズ3。
A Nice Derangement of Epitaphs (1965)
フェルス一家シリーズ4。
『納骨堂の多すぎた死体』 武藤崇恵(訳) <原書房・2000>
The Piper on the Mountain (1966)
フェルス一家シリーズ5。
Black is the Colour of My True-love's Heart (1967)
フェルス一家シリーズ6。
The Grass-Widow's Tale (1969)
フェルス一家シリーズ7。
The House of Green Turf (1969)
フェルス一家シリーズ8。
Mourning Raga (1969)
フェルス一家シリーズ9。
The Knoker on Death's Door (1970)
フェルス一家シリーズ10。
Death to the Landlords (1972)
フェルス一家シリーズ11。
A Bloody Field by Shrewsbury (1972)
City of Gold and Shadows (1973)
フェルス一家シリーズ12。
The Horn of Roland (1974)
Sunrise in the West (1974)
The Brothers of Gwynedd四部作第一部。
The Dragon at Noonday (1975)
The Brothers of Gwynedd四部作第二部。
The Hounds of Sunset (1976)
The Brothers of Gwynedd四部作第三部。
Never Pick Up Hitch-Hikers! (1976)
Afterglow and Nightfall (1977)
The Brothers of Gwynedd四部作第四部。
A Morbid Taste for Bones (1977)
修道士カドフェルシリーズ1。
『聖女の遺骨求む』 大出健(訳) <現代教養文庫・1990><光文社文庫・2003>
Rainbow's End (1978)
フェルス一家シリーズ13。
The Marriage of Meggotta (1979)
One Corpse Too Many (1979)
修道士カドフェルシリーズ2。
『死体が多すぎる』 大出健(訳) <現代教養文庫・1991><光文社文庫・2003>
Monk's-Hood (1980)
修道士カドフェルシリーズ3。CWA受賞。
『修道士の頭巾』 岡本浜江(訳) <早川書房・1982><現代教養文庫・1991><光文社文庫・2003>
Saint Peter's Fair (1981)
修道士カドフェルシリーズ4。
『聖ペテロ祭の殺人』 大出健(訳) <現代教養文庫・1991>
『聖ペテロ祭殺人事件』 大出健(訳) <光文社文庫・2003>
The Leper of Saint Giles (1981)
修道士カドフェルシリーズ5。
『死への婚礼』 大出健(訳) <現代教養文庫・1991>
『死を呼ぶ婚礼』 大出健(訳) <光文社文庫・2003>
The Virgin in the Ice (1982)
修道士カドフェルシリーズ6。
『氷のなかの処女』 岡本浜江(訳) <現代教養文庫・1992><光文社文庫・2004>
The Sanctuary Sparrow (1983)
修道士カドフェルシリーズ7。
『聖域の雀』 大出健(訳) <現代教養文庫・1992><光文社文庫・2004>
The Devil's Novice (1983)
修道士カドフェルシリーズ8。
『悪魔の見習い修道士』 大出健(訳) <現代教養文庫・1992><光文社文庫・2004>
Dead Man's Ransom (1984)
修道士カドフェルシリーズ9。
『死者の身代金』 岡本浜江(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2004>
The Pilgrim of Hate (1984)
修道士カドフェルシリーズ10。
『憎しみの巡礼』 岡達子(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2004>
An Excellent Mystery (1985)
修道士カドフェルシリーズ11。
『秘跡』 大出健(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2004>
The Raven in the Foregate (1986)
修道士カドフェルシリーズ12。
『門前通りのカラス』 岡達子(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2004>
The Rose Rent (1986)
修道士カドフェルシリーズ13。
『代価はバラ一輪』 大出健(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2005>
The Hermit of Eyton Forest (1987)
修道士カドフェルシリーズ14。
『アイトン・フォレストの隠者』 大出健(訳) <現代教養文庫・1993><光文社文庫・2005>
The Confession of Brother Haluin (1988)
『ハルイン修道士の告白』 岡本浜江(訳) <現代教養文庫・1994><光文社文庫・2005>
修道士カドフェルシリーズ15。
@あらすじ・・・大雪の事故で重症を負ったハルインは、死を目前に控え、院長とカドフェルにつらい過去を告白した。若い頃に愛した人を誤って死なせたことをずっと悔いてきたのだった。奇跡的に回復したハルインは、亡き人バートレイドの墓前を弔い、罪を償おうと決意する。カドフェルと共に、バートレイドの母アデレーズを訪ね、そして墓のあるエルフォードへ向かう。誓いを達成し、帰り道に泊まったヴィヴァーズで事件が起こる。

関連本:「聖ベネディクトの戒律」
修道士の種類について/修道院長はいかなる人であるべきか ほか

@感想翻訳書を読みました 前半は退屈で、淡々と物事が運んでいきますが、後半にそれらが一気に結びつき、真相が明らかになっていきます。カドフェルが探偵の役割を果たすものの、作品自体はあまり推理小説の雰囲気を持ってはいません。登場人物の多くが修道僧なせいでしょうか、宗教的色彩が濃く、私たちには馴染みのない言葉もよく使われています。それに恋愛の要素が強く、愛し合うものの引き裂かれる恋人たちが中心となっています。後半はおもしろく、あらゆる事実が絡み合ってくるので、しっかり事実を整理しながら読んだほうがいいです。シリーズの途中にあたる話ですが、特に気にせず読めます。ごく一部分だけ、他の作品を読まないと分からないところはありますが。

The Heretic's Apprentice (1989)
修道士カドフェルシリーズ16。
『異端の徒弟』 岡達子(訳) <現代教養文庫・1994><光文社文庫・2005>
The Potter's Field (1989)
修道士カドフェルシリーズ17。
『陶工の畑』 大出健(訳) <現代教養文庫・1994>
The Summer of the Danes (1991)
修道士カドフェルシリーズ18。
『デーン人の夏』 岡達子(訳) <現代教養文庫・1995>
The Holy Thief (1992)
修道士カドフェルシリーズ19。
『聖なる泥棒』 岡本浜江(訳) <現代教養文庫・1995><光文社文庫・2006>
Brother Cadfael's Penance (1994)
修道士カドフェルシリーズ20。
『背教者カドフェル』 岡達子(訳) <現代教養文庫・1996>

 

References +++

海外ミステリ探偵ベスト100
カドフェル修道士ほか、ミステリ150年の歴史に登場した名探偵たち。

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カドフェル修道士の中世の薬草園-シュルーズベリー・クエスト ほか