Margaret Forster


マーガレット・フォースター

last updated: April 26, 2016

Biography +++

【生没】 1938.5.25 - 2016.2.8 (寅年生まれ、享年77歳)
【結婚・出産】 オックスフォード大学卒業後すぐ作家Hunter Daviesと結婚。3人の子どもを育てた。

 

Bibliography +++

Dames Delight (1964)
Georgy Girl (1965)
魅力のない22歳のジョージーは激しい恋にあこがれていたが、子どもを育て始めると彼女の愛情はひたすら子どもにしか向かなくなった。映画化(監督:シルヴィオ・ナリッツァーノ 出演:リン・レッドグレーヴ 脚色:M.フォースター 1966・英)。
『ジョージー・ガール』 小野寺健(訳) <晶文社・1982>
The Bogeyman (1965)
The Travels of Maudie Tipstaff (1967)
The Park (1968)
Miss Owen-Owen is at Home (1969)
Fenella Phizackerley (1970)
Mr. Bone's Retreat (1971)
 
The Seduction of Mrs Pendlebury (1974)
 
Mother Can You Hear Me? (1979)
The Bride of Lowther Fell: A Romance (1980)
Marital Rites (1981)
Private Papers (1986)
Have the Men Had Enough? (1989)
アルツハイマー症が急速に進む老母を看る嫁と孫娘。
『マッカイ家のおばあちゃん』 翻訳工房・りぶろ(訳) <筑摩書房・1994>
  
Lady's Maid: An Historical Novel (1990) 
『侍女―エリザベス・B・ブラウニングに仕えた女性』 翻訳工房りぶろ(訳) <彩流社・2003>
「もし結婚が隷属というならば、独身生活も別の形の隷属ではないか」
 引っ込み思案でおとなしいウィルソンは、母の勧めもあって故郷のニューカッスルを離れ、ロンドンでエリザベス・バレットの奉公をすることになる。初めはホームシックにかかり、新しい屋敷にも慣れずにいたが、16歳の頃から培ってきた女中としての働きぶりが次第に評価され、エリザベスお嬢様や愛犬フラッシュの一番のお気に入りになり、父親のバレット氏からも信頼されるほどになる。
 お嬢様は病弱で小食、部屋にこもりきって詩を書く毎日だった。時々亡くなった母や弟のことを考えてはむせび泣くような心優しい人だった。このまま独身でい続けることに不安を覚えながらも、常にお嬢様のことを考え心から尽くすウィルソンは、なくてはならぬ存在になり、お嬢様から友達だと言われるまでになった。女中頭のミニーやウィルソンが来る前にお嬢様に仕えていたクロウとも親しくなり、恋人もできて充実した生活を送っていた。
 ところが、お嬢様の元に詩人のロバート・ブラウニングが訪れ、事態は暗転していく。

翻訳工房りぶろにはブラウニングと作品について詳しく記されています。

翻訳書で読みました 実在の詩人エリザベス・ブラウニングに仕えた実在のレディズ・メイドのお話を元にしたフィクションです。物語は主に、ウィルソンが母親などに送る手紙の内容で進められます。自分の幸せを求めつつ、どうしてのお嬢様の愛にすがりついてしまうウィルソンですが、所詮主人と召使の隔たりは大きいのでしょうか。お嬢様がウィルソンの貧しい境遇を理解することはなく、いつも最後にはウィルソンの方が罪悪感を感じてしまうのです。数々の不幸に見舞われながらも、主人への愛を絶やすことなく、力強く行き抜くウィルソンとともに一喜一憂しながら読んでいました。ヴィクトリア時代の侍女の地位と詩人エリザベス・ブラウニングの、主人としての一面を知ることができます。そして結婚とはなんなのかを、深く考えさせてくれます。

侍女のように社会的地位が低い職業ガヴァネスを描いた小説『アグネス・グレイ』(A.ブロンテ
エリザベスの愛犬フラッシュを主人公にした話をV.ウルフが執筆
#16The Battel For Chiristabel (1991)
父親のいない混血児が母も亡くし。
『婚外児クリスタルベル』 翻訳工房・りぶろ(訳) <筑摩書房・1995>
Mother's Boys (1994)
Shadow Baby (1996)
The Memory Box (1999)
 
Diary of an Ordinary Woman: A Novel (2003)
Is There Anything You Want? (2005)
Keeping the World Away (2006)
Over (2007)
Isa and May (2010)
 
The Unknown Bridesmaid (2013)
How to Measure a Cow (2016)

 

Others +++

Elizabeth Barrett Browning: A Biography (1988)
詩人エリザベス・バレット・ブラウニングの伝記。王立協会文学賞受賞。
Daphne Du Maurier (1993)
D.デュ・モーリアの伝記。フォーセット・ブック・プライズ受賞。

 

References +++