Penelope Fitzgerald


ペネロピ・フィッツジェラルド

last updated: September 23, 2005

Biography +++

【生没】 1916.12.17 - 2000.4.28 (辰年生まれ、享年83歳)
【家族】 父親は雑誌編集者。
【仕事】 戦時中はBBCで働き、1960年代から執筆を始める。伝記も手がける。

 

Bibliography +++

#1The Golden Child (1977)
癌に冒された夫のために書いた。
#2The Bookshop (1978)
#3Offshore (1979)
『テムズ河の人々』 青木由紀子(訳) <晶文社・1981>
ブッカー賞受賞。

@あらすじ・・・1960年代初めのテムズ河。様々な人が各自のボートで、生活を営んでいた。Lord Jimで暮らすRichardとLaura夫妻。故障したDreadnoughtのオーナーWillisはRichardを慕っている。Mauriceに乗っている若い男Maurice。そしてカナダからやって来てGraceを購入したNennaと二人の娘(6歳と11歳)。Nennaは夫Edwardのことを愛しているが、ちゃんとした所帯を持ってくれないため、別居中。陸上と水上の生活に揺れながら、人生を送っていく人々を描いている。

原書で読みました 歯切れのいい簡潔な文章で、テンポよく話は進んでいきます。物語の中心はNennaです。1人でボートを購入し、生計を立て、娘を育ててとかなり自立した女性ですが、心では常に愛する夫と暮らしたいと願いっています。そして意を決して夫の新しい住居を訪ねてみるのですが・・・。140ページと比較的短いので、とっつきやすいと思います。でも、決して幸福な雰囲気に包まれた小説ではありません。

#4Human Voices (1980)
#5At Freddie's (1982)
#6Innocence (1986)
1950年代のトスカーナを舞台にした歴史小説。
#7The Beginning of Spring (1988)
#8The Gate of Angels (1990)
ブッカー賞、ホイットブレッド賞候補。第一次世界大戦直前のケンブリッジが舞台。
#9The Blue Flower (1995)
1997年Irish Times International Fiction Prize受賞。

 

Collection +++

The Means of Escape (2000)
Selected Writings (2004)

 

References +++