Vita Sackville-West


ヴィタ・サックヴィル-ウェスト

last updated: 22 March 2013

Biography +++

【生没】 1892.3.9 - 1962.6.2 (辰年生まれ、享年70歳)
【家族】 父:3代目サックヴィル男爵 母:2代目サックヴィル男爵の娘
【故郷】 ノール(ロンドン南東のケントに位置する、代々サックヴィル家が相続してきた館。女性には相続権がなかった。ウルフ作『オーランドー』の屋敷のモデル。)
E.ボウエンは一族の館を女性として初めて相続した。この館にウルフが訪れたことも。
【仕事】 幼少時より物を書き、18歳までに歴史小説8作、劇作5作、複数の詩を創作。1917年に、詩集の出版で作家デビュー。
【功績】 詩が評価され、1927年と33年にホーソンデン賞受賞。1948年、文学への貢献が認められ、コンパニオン・オブ・オナー(CH)受勲。
【結婚・出産】 21歳の時、母親からの圧力を受けて6歳年上の作家・政治家ニコルソンと結婚。夫婦ともに同性愛者。長男ベネディクト(1914)は芸術史研究者、末っ子ナイジェル(1917)は作家。
【恋愛】 10代の頃から結婚後も、作家V.ウルフ、小説家ヴァイオレット・トレフュシスなど、数々の女性と同性愛関係にあった。
【庭】 1930年、ケント付近のシシングハーストへ引越。夫婦二人で、英国一美しいと名高い庭園を作り上げた。

 

Novels +++

#1Heritage (1919)
The Dragon in Shallow Waters (1921)
Challenge (1923)
ヴィタ自身と恋人ヴァイオレットとの関係を描いた作品であったため、2人の駆け落ち騒動が原因で、イギリス本国では1974年まで出版が禁じられていた。
Grey Wethers (1923)
Seducers in Ecuador (1924)
Passenger to Teheran (1926)
The Edwardians (1930)
幼少期での経験を描いた教養小説。
『エドワーディアンズ 英国貴族の日々』 村上リコ(訳) <河出書房新社・2013>
All Passion Spent (1931)
1986年BBCドラマ化。
Family History (1932)
The Dark Island (1934)
Grand Canyon (1942)
Devil at Westease (1947)
The Easter Party (1953)
No Signposts in the Sea (1961)

 

Non Fiction +++

Twelve Days in Persia (1927)
『悠久の美 ペルシア紀行』 <晶文社・1997>
In Your Garden (1951)
世界のガーデナー達の憧れである庭園を作り上げたヴィタが、1946年より雑誌に連載したガーデン・エッセイ。
『あなたの愛する庭に』 <婦人生活社・1998>

 

References +++

ある結婚の肖像―ヴィタ・サックヴィル・ウェストの告白 (20世紀メモリアル)
ナイジェル ニコルスン 平凡社 1992-09
by ヨメレバ
 
英国の白いバラ ヴィタの肖像
菊地 真理 幻冬舎ルネッサンス 2008-05-20
by ヨメレバ
 
「火口と火打石」-ヴァージニア・ウルフとヴィタ・サックヴィル‐ウェスト
カップルをめぐる13の物語―創造性とパートナーシップ〈上〉 (20世紀メモリアル)
ホイットニー チャドウィック 平凡社 1996-03
by ヨメレバ